この記事を読めば、台湾でSimカードを購入して、iPhoneを使用する方法が分かりますよ。
台湾でSIMフリーを購入し、iPhoneを快適に使用する方法のご紹介
普段使っているiPhoneを台湾で使用する方法はいくつかありますが、今回は現地の携帯会社でSimカードを購入し、iPhoneを使う方法をご紹介します。
Simカードには3日用、5日用、6日用、7日用・・・等ありますので、旅行者には大変便利です。
これらのSimカードは先払いの「プリペイド式」なので、追加料金が発生することもなく、安心して使用できます。
準備:Simロックが解除されたiPhoneを持参すること
Simロックが解除されたiPhoneでなければ、現地のSimカードは使えません。
Simロック解除=SimフリーのiPhoneのことです。
私はSimフリーの設定をしてもらおうと、ソフトバンクの店舗(当時はソフトバンク回線を使っていました)へ行きましたが、「手数料がかかるのでご自分でした方がお得ですよ」との店員さんからのアドバイスで、説明書のコピーを頂き、自分でiPhoneから手続きしました。
機内へ持ち込む時のiPhoneの設定
出国手続きが終わった頃に、以下の設定をしてくださいね。
- 設定→モバイル通信→通信のオプション→データローミング→OFF
- 設定→モバイル通信→OFF (この時点で通信オプションの「ローミングオフ」表示が消えますがOKです)
- 設定→機内モード→ON
- 設定→Wi-Fi → OFF
- このまま機内へ持ち込む。(あるいは電源を切って機内へ持ち込む。どちらでも構いません。)
現地に着いたら、このままの設定で台湾の通信会社へ渡します。
※1~2は、台湾のSIMカードに入れ替えるまでの間に、日本の通信会社が現地の提携通信会社と繋がってしまうのを、回避するための設定です。
※4で「Wi-Fi →ON」にする場合は、電源を必ず切ってから機内へ持ち込んでください。
Simの購入は、空港で購入するのが1番お手軽
市内の携帯店舗でも購入できますが、空港の店員さんは、観光客(日本人)にも、Simカードの設定にも慣れており、手続きが早いと思います。また市内に出るまでiPhoneが使用できないのは不便ですので、できる限り空港内にある店舗で購入されるのがベストです。
通信会社は価格・ネット環境とも、ほぼ変わりません。どの通信会社を選んでも、快適に使用できます。
「ネットの通信無制限+通話料のプラン」が販売されていますので、ご自身の滞在日数に合ったプランを選びましょう。
今回は「台湾大哥大」を選びました。
【購入方法】
- 指さしで通じますので、購入したいカードを選びます。
- 書面に名前等の簡単な諸事項を記入します。
- パスポートを提示しましたら、コピーを取られます。私の時は、パスポートの他には身分証明書は求められませんでした。
- クレジットカードか台湾紙幣で支払います。
- Simカードの設定は全て店員さんがしてくれます。5分とかかりませんよ。
台湾でのiPhoneの使い方
・日本での使い方と同じです。自分自身で設定することは何もありません。
・日本のSimカードを抜いて、現地のSimカードに差し替えたので、日本の携帯番号は使えません。(使えない→使わない→日本の携帯電話通信費もかかりません)
・台湾の電話番号は、現地の美容院、マッサージ店、レストラン等の予約に使用できます。といっても、実際のところ台湾語が話せませんので、私は使用できませんでした。
・同行者と連絡を取る場合は、LINEを使うと良いでしょう。LINEなら上限を気にせず使用できます。また、LINEであれば日本の友人・家族とも料金を気にすることなく連絡が取りあえます。
帰国する時の設定
Simカードを差し替えるための、ピンを持参してください。Simカードの入れ替えは機内で済ませてしまいましょう。(機内でiPhoneの電源を切ったまま、iPhoneを使用しないことを前提に書いています)
- 台湾から機内へiPhoneを持ち込む前に、電源を切ります。
- ピンをiPhoneに指して、台湾のSimカードを取りだし、日本のSimカードに入れ替えます。Simカードはとても小さいです。テーブルの下に落としたりしないよう十分気を付けて、落ち着いて作業してください。
- 日本に着いて電源を入れると、iPhoneは自動で日本の携帯会社に繋がります。設定は何も必要ありません。
念のため、次のことを確認しましょう。
・設定→モバイル通信→ON
・「Wi-HiをON」で使用されている方は、「Wi-HiをON」に
・機内モードはOFF
・「データローミング」は海外で使用する際に必要な設定です。日本に居る時は「ON」「OFF」どちらでも影響ありません。
※使い終わった台湾Simカードは180日間有効なので、その期間内であればチャージして再度使用することが出来ます。
まとめ
台湾では、空港、主要な駅、チェーン店、ホテル等ではフリーWi-Hiにつなぐことが出来ますが、なかなか接続が上手くいかない場合もあります。また、フリーWi-Hiが繋がらない地域、ローカルなお店もまだまだあります。
旅先で役に立つGoogleマップを、どこに居ても調べることが出来れば、気持ちにも余裕ができます。
また、「台湾のバス」アプリを利用すれば、ややこしい台湾バスも乗りこなせます。現地の方は、「バス」のアプリを大変活用しており、バスが近づいてきたらバス停に人が集まってきますよ。アプリを使用するにも、ネット環境が必要です。
楽しい写真を送信するにも、天気も、飛行機の運航状況を確認するにも、容量を気にすることなく、Simカードでどこでも快適にネットに繋がることは台湾旅行の楽しみを倍増させます。
手軽で安価なSimカードを使って、台湾旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。