こんにちは。だんちゃんです。
飛行機の窓から見える眼下に広がる景色はとても素敵で、飛行機は大好きです。
ですが。。。
飛行機が怖くて怖くて「もう旅行は出来ない」と真剣に悩んでいた時期がありました。
しかしながら今は怖い時もありますが、「少し怖いかな」、「怖くない時もあったり」等々、恐怖心が薄らいでいます。
こんな私の飛行機恐怖症の対策方法を紹介していきます。
【飛行機が怖い】私の対策9つ紹介します
私は、
- 地震は感じやすい
- 小さい頃は乗り物酔いの常連。大人になっても、乗り物酔いしやすい方
という、毎日の生活習慣でも”揺れ”には敏感です。
「飛行機」を利用し、旅行に行き始めたのは30代半ばから。
乗り始めて、5年ぐらいは「まあ、まあ、人並みに怖い」という程度でした。ですが、あるきっかけで、飛行機が怖くなってしまいました。
怖くなったきっかけ
そのきっかけというのは、言わずもがな、大きな揺れの搭乗があってから。それから極端に「怖がる時期」が続きました。
その大きな揺れを感じたシチュエーションは
- 時期は5月の連休
- 関空 昼発 →台北 夕方着
- その日の天気は、関空は曇り、台北は大雨。飛行中は、雲の上を飛んでいたので、多少の揺れ程度でした。
- 飛行機会社はLCCジェットスター、モニターはなし。
- 一人で乗っていました
飛行機が桃園空港へ、あと30分くらいで着くという頃。飛行機が下降し始め、雲に突っ込むと雲の中は、雨が激しく強く降っており、揺れに揺れて。そして、宙にふわっと浮き、急降下がありました。「ガクン、ガクン。」急降下は何回か続き、多少の悲鳴もありました。 雲を突き抜けると、雨や風はあったものの着陸は比較的スムースでした。
振り返ってみれば、着陸もオーバーランすることもなく、風雨の中の飛行としては問題なしだったと思うのですが、この時の急降下と大きな揺れの記憶が身体から離れず、「飛行機は怖い」という感覚が染み付いてしまいました。それ以後、飛行機に乗る一週間前頃から、緊張が張り詰め、極度に恐怖心が湧いてくるようになりました。
「このままでは、飛行機に乗れない」
「本当は飛行機に乗りたいのに、乗れない」
切実に実感した私は、「飛行機怖い症候群」をなんとかしようと、自己流ですが色々試してみることにしました。
1座席にモニターが付いている飛行機に乗る
これは対策効果が高いです。
そもそも、なぜ怖いかというと、揺れが予想できない時や、予想よりもさらに大きな揺れがあった時に「恐怖心」が生まれていました。
モニター付き飛行機は、モニターの画像で前方や高度が確認でき、またこれから雲の中に入るな、もうすぐ雲を抜けるな、雲の中では大きな揺れになりそうだ等、これからの飛行機の進行具合がモニターで見て分かるので「今後の予測がつき」、恐怖心が大いに下がります。
LCC(格安航空会社)だと、モニターが付いていない機体が多いので、大手航空会社のモニターが付き機体に乗るのは得策です。ただ、大手でもモニターがない機体もありますので、予約時にチェックしましょう。
ピーチのwi-hiを活用
ピーチには機内で使える独自のwi-hiがあり、自分のスマホに繋ぎ、飛行機の現在地等を知ることができます。
この夏、北海道からの帰りにピーチを利用した時のこと。自分のiPhoneにwi-hiを繋いで、飛行中ずっと現在地や高度、速度をみていました。機長さんからのアナウンスで「今日は揺れることがあります」とあり、身構えていました。搭乗前、事前に天気アプリで確認していたのですが、関西空港に着く頃、北近畿の辺りに大きな雲の渦がありました。案の定、そのあたりを飛行した時、大きな揺れに遭遇です。
方向転換するような「ガガガックーー-ン」という揺れが何回もあり、CAさんも席に着くよう機長さんから指示があったとのアナウンス。私は、頻繁にスマホ画面を更新し現在地と高度を必死に確認。
そのおかげで、揺れを予測することができ、怖さが大いに低減しました!
ピーチのwi-hiで進む方向を確認できたのは、大大効果ありです。
2飛行機が安全という一般的な情報や、うんちくを信じる
これは効果が低いです。
世界中の飛んでいる飛行機の数は膨大で、車・バスの事故数と比べてみても、飛行機事故は極端に少なく、飛行機が安全な乗り物だということは知っています。ですが、頭で分かっていても本能的に受け入れられない・・・、「うんちく」を信じる件は、効果が低いです。
飛行機好き友達曰く
「海外の飛行機会社は、軍を辞めたあとに操縦士になる人もいて。そのような人は相当な訓練を受けてきている。ので、飛行機は安全性が高い」
と、ほとんど知らなかったようなうんちくを教えてもらい、すごいな!と頭では理解できますが、やはり受け入れ不可能でした。
3好きなものを食べる
これは効果がありました。
が、飛行機の揺れている時間がある程度続くのに対し、食べている時間はかなり短く、トータルすると効果は低いです。
赤飯おにぎり、ブラックサンダー、白い風船、エリーゼ、あんぱん等を食べました。
(何回かのフライトで試してみた食べ物です)
離陸後、上昇中も怖いので、この時に「好きなものを食べる」というのをやってみました。
確かに、食べている時は恐怖心はごまかせました。が、如何せん、怖さのあまり、いつにもまして早食いになります。あっという間に食べ終わってしまいました。ゆっくり食べようと試みましたが、どうしても早食いになってしまいます。
「好きなものを食べる」というのは、ちょっと無理な対策でした。
4好きな曲を聞く
これは効果があります。今も続けています。
“ノイズキャンセリング効果”のあるイヤホンで騒音をシャットアウトし、「電波を発しない機器」で音楽を聴いています。
私は落ち着くように、「リズムの安定している」好きな曲を聴いています。
飛行機会社によって、電波を発しない機器の使用が制限されています。必ず守って音楽を楽しんでください。
5飛行機が全く怖くない人と一緒に乗る
これはもう、絶大な効果があります。
飛行機が怖くない人、このような人がたまにいます。この人、怖くない根拠がどこにあるのか、全くわかりません。
が、このような人と一緒に飛行機に乗ることが出来れば、最高です。
たいていの人は「少しは、そら、飛行機、怖いよ」「怖いのが普通やろ」という返事です。が、「怖いことが、理解できないい」と「きっぱり」言い切る人と一緒に飛行機に乗りますと、その心意気が伝染するのか、こちらも落ち着きます。
6隣席の人と手を繋ぐ
効果は、多少あります。
手を握ってもらう事は、一般的に安心感に繋がるのでその効果でしょう。
ただ、繋いだとしても恐怖心の軽減は薄いです。怖さから開放されるのは難しかった。。。
7機内で寝てしまう
これは、効果が大きいです。どこでもすぐに寝れる方には、これを1番おすすめします。
しかし、機内で寝るために、前日から決して無理をしてはいけません。
搭乗してからすぐに寝るために、前日にわざと夜ふかしをしてみましたが、旅行の最初は興奮しており、寝不足でも全く寝付けません。寝不足で飛行機に乗り、興奮して寝れない→寝不足で頭痛、という残念な結果になってしまいました。
なので、病院で睡眠等を処方してもらい、搭乗前に飲むのがよいでしょう。
酔い止めも睡眠効果がありましたが、効く時間が読めず、現地に着いてもフラフラが続きました。やはり病院で適切なお薬を処方してもらうのがベストです。
8大な機体に乗る
これも効果があります。
軽自動車で道路を走っている時に、隣に大きなトラックが走ったら、横転するんじゃないか、というくらい風圧で煽られた経験はありませんか。
同じように、比較的小ぶりな機体は、上空の大きな風圧に煽られると揺れが大きくなります。
香港からバンコクへ行く際、A380の2階建て飛行機に乗る機会があったのですが、その時も雨と風が凄くて。揺れを覚悟していたのですが、予想に反し、少しの揺れしかありませんでした。しかも、「ゆーーーったり」で、揺れ方が怖くないんです。
大きな機体は安定感が違います。
9続けて搭乗し、飛行機の揺れに慣れる
これも効果があります。
往路よりも復路の飛行機の方が、怖さを感じにくいという経験はありませんか。
ある時コロナ前のことですが、年末年始の一週間でアジアを回って8回ぐらい詰めて乗りました。この時は比較的天気が良かったということもありますが、連続して乗ったせいか多少の揺れに慣れてしまい、少々揺れても動じなくなりました。
この時は、ほとんど画面が付いた機体に搭乗し、飛行する様子も分かったため、
「空にも、飛行機が通る道がある」ことを実感しました。
まとめ
このように見てくると、大手の大きい飛行機に乗れば「飛行機怖い症候群」を軽減することが分かりました。また、LCCも最新機種をどんどん導入している飛行機会社もあるので侮れません。
飛行機が揺れるのは仕方のないことで、”揺れるからこそ守られる安全性”もあるでしょう。
これからも”飛行機が怖い”ことは、恐らく変わらないと思いますが、上手に付き合い、機長さんやCAさんの心配りに感謝し、飛行機旅行を楽しみたいところです。